今朝の日経新聞より。
上がるにせよ下がるにせよ値動きを強めた
レバレッジETFへの資金流入が続いているそうな。
へー。ほー。
投資効率の高さ、手軽さが受けているそうな
ふーん。すごいね。
モノ考えぬ個人投資家の資金流入は
機関投資家にとってカモネギの群れが市場にやってきたという意味。
昔、ライブドアショックの頃、カリスマと言われた個人デイトレーダーの多くが
勝負っ速いという理由で 個別株 → 日経平均先物に乗り換えて派手に勝負し
結果的にことごとく消えていったなあと思いだした。
日経平均が上がるか下がるかの予測は自分には高度すぎて手が出せない。
それにさらにレバレッジをかけるとは。怖い怖い。みんな勇気があるなあ。
ETFの普及以前は相場の上げ下げを予測して稼ぐのに日経平均先物が使われていた。
ただし、先物取引にはある程度まとまった保証金が必要であったが
ETFはそれに比して少額からスタートできる。
信用取引の最低保証金額はこの数十年で大きく引き下げられた。
昔は数千万円の保証金が求められたが今や30万円でOKだ。
住宅ローンも同じく。
昔は大企業の社員がまとまった頭金を用意してようやく20年ローンを組めたのだが
今や世帯年収300万円 頭金なしで35年ローンが組めたりする。
大口顧客向けサービス→小口顧客の取り込み の流れがここにも読み取れる。
そして小口顧客は自分で考えずに
手軽さや甘言にひかれて虎の子の資金を提出し、
それをプロ(組織、企業)が食い物にする。
いつか来た道。歴史は繰り返す。そんな気がする。
何か、食物連鎖の仕組みを見ているような感じになってきたわ。
自分はその連鎖とは軸をずらして生き残ろう。
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儲勝太