この儲勝太、気づけば40歳。今年が本厄って年齢である。
人生の残り時間が少なくなると自分の選択肢も減少してくるよなと
やや焦りというか、時間を無駄にしたくないなという気持ちが強くなってくる。
というわけで、今日の読書はこれ。
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: Kindle版
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■読書時間:
約230ページ 1時間半ほどで読了。
■内容:
精神科医であり、勉強法の大家でもある和田先生の本。
人間の学習能力は分野によっては70歳になっても衰えない。
むしろ中高年になってからの方が学ぶに適した分野もあるんだよ。
だから年齢を言い訳にあきらめたりしないで勉強しましょう。
ということを医学的、経験的見地から懇切丁寧に説明してくださる本。
■よもやま話(読後感やらテキトーに):
冒頭にも書いたが40歳に入り、何か新しいステージに突入した気分である。
この本、去年も読んで2回目なのだが。前回もそうだったのだが、印象に残ったのは
中高年の学習の妨げになるものは脳の機能低下よりも感情の老化であるということ。
自己の経験、周囲の方々の様子を見てみても当てはまる。
感情、感受性の鈍化は身体能力の劣化のように数値化しづらいので
その保持にはよほど意識して取り組まないといけないなと考えさせられた。
そのためにはこうしてブログを書くのもひとつの良い方法ではないだろうか。
その時の記録にもなるし、感情的に豊かでないとなかなかいい文章は起こせないのだから。
以前30代前半から5年間ほど別サイトに別ブログを書いていたが
今、読み返してみると自分の感情、感受性がいかにみずみずしいものであったかに驚かされる。
著者は本書の中で感情の老化予防によいものに1)恋愛、2)ギャンブルを挙げている。
ということは2)のギャンブルとは違うが、投資も感情の老化予防には良さそうね。
投資については金銭欲も絡むので意欲的に学ぼうと思えるし。
そんな次第で、40歳からも投資を学び、ブログを利用して感情の保持、アウトプットの訓練をしよう。
そう考えさせられた一冊であった。
■この本をオススメする方
・40歳の日々に違いを作ろうと考えている方。
・人間死ぬまで勉強だ。と考えている方。
・自分の頭で考えられる方。考えたい方。
■この本をオススメしない方
・若き日の学歴に頼って生きていく方。
・未だに公務員 ando/or 大企業での逃げ切り型人生を考えている方。
・本を読むヒマもないくらい忙しい方。
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儲勝太