書名は失念したが以前読んだ本によると
ひとつの分野で一人前になるのに必要とされる時間の目安は大体1000時間。
と読んだ記憶がある。1000時間の法則と言ってる方もいるようだ。
(一人前とはお金を稼げるようになる的なニュアンスである。)
自己体験に照らしてみると、仕事や語学など一人前とまではいかないにしても
それなりに格好がついてくるのが1000時間くらい学び体験した後のような気もする。
質の良い投資本を自分のレベルに合った適切な時期に読み
間違った考えに固執せずに正しい考え方、やり方を柔軟に学べば
1000時間の学びと体験で投資の世界で
それなりにやっていけるレベルになるような気がしなくもない。
(自分の場合不器用なので3000時間かかったが)
と、ここまで書いてて気づいているのだが
投資の学びや経験以外のバックボーンを考慮すると話はややこしくなる。
投資の勉強をしてこなかった人でも仕事で会計やマーケティングに従事してきた場合、
また統計学、心理学を学んできた場合、恐らく投資をする際に有利に働く。
この場合、一人前になるまでに1000時間は必要ないかもしれない。
逆に中学生など、ビジネス知識、アカデミックな知識がないと
1000時間では足りない可能性もある。
考えれば考えるほど話がややこしくなってくる。
が、何はともあれ、結論は不動。
投資で利益を出せるようになるには一定の学びと体験が不可欠ってことである。
人に銘柄を教えてもらったり、薄っぺらな本を読んだくらいでは
長期に渡って利益を出すことは困難であると認識しよう。
利益を出せるようになるまで750万円の損失と3000時間の遠回りをした
実体験者からのアドバイスと思って聞いて下さればこれ幸い。