買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

個人投資家が粉飾決算被害を食らったらどうするか。

相場の世界は自己責任。
郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのもあんたのせい。
相場の世界ではルールを守ってお金を増やした人が勝ち。もっと言えば正しい側。

粉飾決算だから自分は悪くない。仕方ない。は負け組の言葉。
お金を減らしてしまったら何を言っても負け惜しみ。負け犬の遠吠え。
粉飾決算を疑わないと。そして見抜けるようにならないと。

「自分は悪くない」、この言葉は自分の成長力と想像力をどんどん狭めてしまう。

また、粉飾決算を食らっても死なないだけの
マネーマネジメントスキルをつけないと。ポートフォリオを考えないと。
分散投資と集中投資のバランスを意識しないと。学ばないと。

そして何より粉飾決算やってると思ったら近づかないことが一番。
もし自分が正義を気取りたいならカラ売かけておけばいい。


機関投資家粉飾決算をした企業に対して訴訟を起こすだろう。
彼らは顧客のお金を預かっている手前、訴訟を起こすことが自己防衛につながるのだから。

では、個人投資家が大企業相手に粉飾被害の訴訟をやって勝てるのだろうか。
意味があるのだろうか。それに費やす気力体力時間はどれほど負担になるか。
また勝ったところでどれだけ取り返せるのだろうか。

個人投資家は相場の世界で立場的に弱者だ。
日本では大企業であれば粉飾しても放射能まき散らしても国が守ってくれるらしいけど、
個人投資家は守ってもらえる存在とは程遠い。過去の事例を見てもそれは明らかでは。

というわけで、個人投資家はとにかく自己責任。
そう考えないと生き残っていけないし、強くなれない。

以上、過去2回粉飾決算でひどい目に遭った私なりの結論である。

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