買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

建玉技術の大切さについて

今日、とある株を10万株単位で建玉した。その時にふと書こうと思ったこと。

運用資金が大きくなるにつれて建玉の技術が必要になってくることを知った。

投資資金が1単位~5単位くらいだと寄付きの成行注文で建玉しても大した問題も無かったのだが、今では分割売買をしないとすぐに始値を0.5%とか1%程度不利な方向に動かしてしまう。結果として建玉直後からハンデを背負っての苦しい運用を強いられることとなる。

0.5%くらい細かいことと考えてしまうかもしれない。私自身も自己資金が小さかったときはさほど気にしていなかった。しかし、ちりも積もればどころか、毎回0.5%のハンデを背負ってやってたら年間の資金回転率が10回転だとして5%のハンデを背負うことになる(雑な計算でごめん。考え方あってる?)。

年間の運用成績が20%いけば一流とされる投資の世界で5%のハンデがいかに大きいか。そして、それが複利で資金運用に影響を与えてくると考えたら。

この0.5%、0.1%のズレに対する感覚を磨いていくことでより高いレベルの資産運用ができるようになるのではと考えている。

というか、自己資金が小さいうちから建玉の技術を身につけておくと、これまでの資金の伸びが違って来ていたろうなと思う。上がる株、下がる株を当てることのみが株式投資じゃないんだよね。建玉の技術。これも大切な要素なんだよね。

株式投資を10年以上やってきてようやくそれがわかりかけてきた。

 

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