買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

何のために株を売買しているのかを考え直してみた。

先日当ブログに、とある企業の株を四季報に名前が出るレベル(株主名簿上位10位以内)まで買ってしまい、好奇心と虚栄心から売りにくくなってしまった。と書いた。 

 

kattauttamoukatta.hatenablog.com

 

手に余計な荷物を持ったまま戦いに参加している感じね。

 

1週間ほど前に最近話題の「やりぬく力(GRIT)」という本を読んだ。

その中にバフェット氏がお抱えのパイロットに目標達成法を伝授するくだりがあった。その部分を抜き出す。

バフェットは3つのステップを説明した。
1.仕事の目標を25個、紙に書き出す。
2.自分にとってなにが重要かをよく考え、もっとも重要な5つの目標にマルをつける(5個を超えてはならない)。
3.マルをつけなかった20個の目標を目に焼きつける。そしてそれらの目標には、今後は絶対に関わらないようにする。なぜなら、気が散るからだ。よけいなことに時間とエネルギーを取られてしまい、もっとも重要な目標に集中できなくなってしまう。

ほほう。と思って実際に自分もやってみた。

四季報に名前を乗せる(投資家として名を馳せる)。というのは25個の中に確かにあった。でも「もっとも重要な5つの目標」には入らないことがわかった。

重要な5つの目標の中でも上位に来たのがこれ。

「自由度の高い人生の維持」

これに気づいたときに、今持っている株で自分は自分の自由度を狭めていることに気づいた。

そんなわけで、現在その企業の株を少しずつ売却していっている。

手放すたびに背中に羽が生えてきたような気分になって気持ちが良い。

 

やり抜く力

やり抜く力

 

 

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