報道によると10月22日に衆議院の総選挙が行われる模様。
過去の衆院選挙と株価について調べようかと思い衆院選の実施日を調べたところやたら年の後半に衆院選が行われているなと気付いた次第。
戦後民主主義時代になって衆院選は次回10月のも含めると27回実施。実施時期を四半期ごとに集計してみるとこの通り。
時期 | 実施回数 |
1-3月 | 4 回 |
4-6月 | 6 回 |
7-9月 | 4 回 |
10-12月 | 13 回 |
通常国会が1月から6月。予算案の決定が春先。参院選は夏実施。ということでそれらの関係などから年末になるのかな。とも思ったが人間の心理としてそろそろ年の瀬だしここらでいっちょ仕切り直しだ。ということで解散総選挙。新年から心機一転。という気分になるのかな。などとも想像した。
すると同様に企業のリストラ策の発表って季節による法則性ありそうだな。とちょっと調べてみたけど確証なし。
ただし、転職サイトへの訪問者は年の前半が高くて後半にかけて下がっていく傾向にあるようだ。年の瀬に仕切り直しより餅代の確保の方が大切だから?ボーナス前だから?
(画像:グーグルトレンド「転職」で調べてみた。)
人間心理やら行動って季節と密接な関係があるよね。
日経平均の季節性のアノマリで有名なのは「セルインメイ。」「夏枯れ相場。」「彼岸底。」あと、年の前半は上げて後半は下げの年が多いよ。というようなこと。
気になったので自分で計算してみた。
恣意的な区切り方かもしれないけど
日経平均の1991年から直近までのデータを使って
1年を 上期11月~翌4月 / 下期5月~10月 と分けてそれぞれの上昇幅を計算すると
平均騰落率 | 勝率 | |
上期(11月~4月) | +5.2% | 65.4% |
下期(5月~10月) |
▲3.7% |
34.6% |
ざっとこんな感じになる。
するってーと1991年から毎年
10月末日大引けで買う。4月末日大引けで売る。
これを繰り返すと 100万円 → 270万円 になっている。
逆に 4月末日に買って10月末日に売る。
これを繰り返すと 100万円 → 28万円 になっている。
(いずれも税、手数料等を考慮せず)
プロ野球選手はシーズンオフにだけ株をやるとよさそうだ。
こういった季節性の影響って毎年出現するわけではないし小さいようだけど積み重ねていくと大きな差につながる。 理解しているとそうでないとの差は大きい。
ちなみに衆院選前は株価が強い傾向にあるようだ。ググればたくさん出てきたぞ。ただし疑問もたくさん湧いてきた。もっと深堀して調べてみよう。
と思っているうちに月曜の朝。こうして時間は過ぎていく。。
お役に立つこと書きたいんだけどね。ごめんごめん。
参考文献: ビッグ・データで株価を読む
参考グーグル:衆院選 株価 影響 - Google 検索