今日の日経新聞朝刊のコラム春秋が妙に頭に引っ掛かっている。
引用下記リンクより(購読者でなくても読める全文公開されてる模様)。
どうやら街中にカメラが張り巡らされスマホの位置情報や電子マネーの決済データなどが犯罪防止に利用される。そんな社会がやってくるみたい。
このニュース見てると何か気持ち悪い。よくない不自由な社会がやってくる。的な論調に感じるんだけどホントにそうなのかな。
街中のカメラやスマホの位置データはテロや犯罪者から自分や家族を遠ざけてくれるバリアになってくれる仕組みの到来とは違うのか?いわゆる「監視社会」になって困るのは犯罪者、犯罪予備軍、並びに脱税者といった程度ではないのかな。
自分悪いことしてません。お天道様に顔見世できないような生き方はしないつもりです。という善良なる一般市民にしてみるとありがたい社会の到来のような気がするんだけどね。違うのかな。
大切なのはそのデータの守秘性と利用範囲が適正であることが担保されることだよね。
監視社会が怖い、データが独り歩きするのが怖いとか言ってるけど多くの人が自らT-ポイントカード差し出してほんの少しのポイントと引き換えに自分のデータ売ってるじゃん。Amazonが楽天が安いといってそこで買い物するのも同じ行為だよね。
これら監視システムに対する一連の感情は一言でいえば未知への恐怖ってことじゃないのか?慣れてしまえば平気になると思うけどね。30年後の世界では「30年前はとなりに犯罪者が座ってもアラートが鳴らない社会だったんだって。そんな怖い状況でよく出歩けたよね。」とか親が子供に「街を歩くときはカメラのないエリアには絶対入ってはいけませんよ!」などと言われてるかも。
新聞の論調が正しい。と素直に信じ込むのはどうなんだろうね。
というわけで投資家にしてみればこういうのが社会の流れというのなら、監視カメラの普及状況と将来の市場性を測ってそこに資金を投じていく。というのが正しい判断かなと。パッと思いつくところで3076あいHDとかかしら。
ちなみにデータ流出でホントに怖いのはDMMの購買データが漏洩することだよね。(成人男性にとってだけど)。あなおそろしや。
敵か味方か。
追記:ふと思ったんだけど高校時代、校舎にたくさんカメラ付いてた方が良かったのかな。安心だったのかな。ふむう。どうだろう?