「悪いプロセスを使ったにもかかわらず自信過剰になっているマネジャーというのは、ロシアンルーレットを3回やっても一度も銃から発砲されなかったから自分はロシアンルーレットの達人だと思い込んでいる人間と同じだ。4回目には脳が吹っ飛ばされるに決まっている」――ダニエル・ローブ
というわけでタイトルの通り。
2017年1月よりサブ口座にて自己資金 1000万円で株式売買を始めたのだわ。運用手法は裁量トレード。信用取引も利用して資金枠を目いっぱいに好きなように売ったり買ったりするっていうやり方で。
自制心を持ちある程度の規律を守って売買を繰り返し約1年で 1000万円 → 2200万円まで増やすことに成功(?)してたわけね。
で、今年から調子に乗って片張り信用枠全ツッパをやって2月初めの急落で2200万円→ 1300万円まで一気に減らし、次に回復基調からさらに一気に取り戻そうと先週のベクトルへの集中投資をやってしまい1600万円→1000万円へと転げ落ちた。
いやー典型的なコツコツドカンというやつかしら。スタート地点に逆戻りしたザマス。
以前も書いたけど長い時間をかけて積み上げてきた利益を一瞬で吹き飛ばせる世界に自分は資金を投じているんだよな。資金の喪失は実質3ヶ月間ではなく2つの無茶なトレード(合計期間は2週間ほど)で起きてる。ひとつのミス、一瞬の過ちがすべてを吹き飛ばす可能性があると。忘れてはいけないね。
今回の敗因は
1)自己ルールを守らなかったこと。
2)取り返そうとしたこと。
3)分散投資をしなかったこと。
などが挙げられる。けど最大の理由は「驕りと怠慢」だわな。実に。
ロシアンルーレットでちょっとした怪我をしてしまったわ。ちゃんと生き残れるゲームに自己ルールを改良していかなきゃ。
大切なことなのでもう一回引用しておく。
「悪いプロセスを使ったにもかかわらず自信過剰になっているマネジャーというのは、ロシアンルーレットを3回やっても一度も銃から発砲されなかったから自分はロシアンルーレットの達人だと思い込んでいる人間と同じだ。4回目には脳が吹っ飛ばされるに決まっている」――ダニエル・ローブ
ちなみにこの著名アクティビスト ダニエルさんの名言はこの本より引用。良書なり。
40兆円の男たち ──神になった天才マネジャーたちの素顔と投資法
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