昨日発表の決算書の消化に3時間ほど費やす。独身時代だったらそれこそ1日10時間でも突っ込めてたのにね。自由に時間の使えるうちに自分の投資力を上げておかないと後が苦労するよね。時間は希少資源だ。
時間が限られている分、経験と見切りによって読み込む部分を絞り込んでいくようになっている。四季報の読み込みも以前は半月近くかかっていたが今では3日間とかそんなもんだし。これってパターン化、チャンク化できるようになってきてるってことなのかね。
週末ですが圧倒的出遅れ感なので今から頑張って少しでも決算書チェックするです。よい夏休みを。
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今日の読書は昨日紹介したこの本。朝ちょっとだけ読もうと思っていたらズルズルと引っ張られて読了。決算書の読み込みを後回しにしてしもうた(笑)。
結論からいうと、間違いなく自分の相場力、勝負力を向上させる本。勝負事に臨む際の考え方や姿勢について学ぶことができる。相場に関する直接的な記述はほとんどないが相場につながるヒント満載(とはいえ藤田社長はベンチャー投資については卓見と実績をお持ちだ)。
そこらへんの投資本読むより100倍参考になる勝負本。これがkindle読み放題で読めたのは食べ放題のお店で三ツ星シェフの料理に遭遇したような幸運かも。
藤田社長も気合十分でお書きになった模様。本書の「おわりに」から引用させていただく。
私としては自分でも不思議なほど力を入れて連載を書いてきました。もちろん代筆のライターなどは使わず、すべて自分の手で ~
(中略)
昔は毎日のように書いていた自分のアメーバブログの更新も最近は滞り、また、飽きていたのもあったのですが、何年も続けてきた日経電子版、日経ビジネスアソシエなど経済誌の連載を次々と終了させて、竹書房の近代麻雀の連載一本に絞りました。
でしょ。なんかすごそうでしょ。
権威ともいえる日経の連載を終えて竹書房の麻雀雑誌に軸足を移すところなんて
ですな。
というわけで良書。おススメ。