最近の報道より。ちょっと思ったことのメモ。
体操の宮川選手と体罰を行ったとして処分が出された速水コーチ。でその背景にいる体操協会と塚原夫妻。あと、体操界では引き抜きはご法度だとか。朝日生命の体操チームが引き抜きを図ったとかそうでないとか。
私は体操界のことや宮川選手のレベルなどスポーツについてはよく知らないけど、この一連のニュース見てて感じていることがひとつある。
それは、テレビなんかの論調だと選手の引き抜きはご法度と当たり前の前提条件のように言ってるけど、能力のある人材は引き抜かれてナンボ。行くか行かないかは個人(選手)の自由だろ。ということ。
プロ野球の世界でも今はFAという制度ができて自由度は高まったぞ。ポスティングなど大リーグに行ける仕組みもできてきた。引き抜きはダメという空気は昔に比べて相当低くなってきたんじゃない?
昔の日本企業って会社を止めた人間は競合の会社にはほぼ入れなかった。業界の慣行としてご法度だった。いわば脱藩は許さない的な思想ね。こうすることで人材の固定化に成功。情報の流出阻止、人件費の抑制など業界全体としての秩序を守ることができてたわけね。
組織が個よりも優先されていたわけね。またそれが可能だったと。
でも今はそんなこと言ってられない状況になりつつあるのかなと。寝ぼけたこと言ってたら優秀な人材どんどんと外資に流れちゃうし。どんどん自分が弱体化してしまう。
いかに自身が魅力的な企業になって優秀な人材を引き付けられるか。これが強い組織ってもんだろう。
それを引き抜きはご法度。とか言ってたら人材の固定化が進んでしまい組織として弱体化。最悪だと壊死するんじゃないか。
スポーツ界ってムラ社会なんだろうな。という印象。
しかもマスコミの論調も引き抜きは悪だ。お世話になった組織への忠誠忠義こそ正義というトーンだから、自分で考えない人はそれが正しいとしか考えないんだろうな。
相手を陥れてまで引き抜こうというのはアウトだろうけど、施設の充実や魅力的な報酬の設定による引き抜き自体はアリ。その方が業界も選手もレベルが上がりハッピーになれる。というのが自分の見解。
あと、こんなことやってたら有力スポーツ選手が海外に流出しちゃうよ。国内で干されたら海外。国籍ごと変わっても何の不思議もない。海外では国籍変えてオリンピックなどで活躍してるスポーツ選手よく見かけるぞ。
そうやって人材を獲得できる国のスポーツレベルは向上し、人材を固定化したがる国のレベルは停滞もしくは弱体化する。
見えてる気がしますわ。
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今日の相場
昨日の巻き返しといった感じ。昨日とは逆に大型株弱く小型新興株系が強い一日だった。
とりあえず、ほとんど売買を行わず今後の投資戦略を考えるのに時間を費やした日。シンプルに考えようとするけれど、何か欲張ってしまうのは悪い癖だろうか。
今日の収支 昨日のマイナスを取り戻した。
現在のドローダウン ▲13%
現在の建玉率 30%
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今日の読書はこれ。勢いある熱い本だった。
今もっとも勢いのある狂気の編集者箕輪氏の著作である。
何か最初から最後まで怒涛の勢いで仕事論というか生き方論というか、熱い思いがほとばしるように書かれている本。
40歳過ぎの自分が読んでて忘れていた自分の20歳、30歳の頃を思い出させてもらえた気分。何か燃えない気分、くすぶってる気分のオッサンは読んどいた方がいいぞ。
もしかしたら読んでて軽い本だ。とか薄っぺらいな。とか若いな。とか思っちゃうかも。
でもそれ多分だけど嫉妬だと思う。
私は読んでてこの若さを熱さを勢いを可能性をとてもうらやましいなと思った。そしてまだまだあきらめてない自分も確認したし、引火させられている気分になった。
この若さに負けている自分が悔しくもありながら星5の評価。
それにしてもあの本もこの本も箕輪氏の編集だったのか。というくらいに自分は箕輪氏の本を読んできてるわ。いい本をお作りになるなあ。エネルギー頂きました。ありがとうございます。