買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

スカイマークの初配当を考える

久々の投稿。

スカイマーク(9204)が初配当を出すそうな。
それに対して355円の株価は5月14日の朝に363円で寄ってそこから失速して346円まで下げた。後場になって上がりだして、引けは27円高の382円。


で、以下が私の診立て。

へー、初配当なんだ。すごいね。
で、木曜日の配当発表後のヤフーの掲示板見たら祝ってるホルダーが多い。大歓迎ムードだぜ。

でも、これって提灯と言うか、必死の買い煽りでしょ?実際のところ、ヤフーの掲示板に書きこんでる人で本当に配当を喜んでいるホルダーは希少では?
正直言ってヤフー掲示板に書き込む時点で結構な入れ込みの方でしょ。
すなわち配当よりも株価そのものの10円以上の値上がりを期待していたホルダーが多いと思う。必死感が行間に漂ってましたわ。

それで朝方から短期筋の見切り売りが入って下げたのが金曜日の前場かと。

でもね、今回の配当の意味を考えてみよう。今までこの会社は黒字決算でも配当は出してこなかった。それをナゼ今回は出すことを決めたのか。ようやく安定して配当を出す自信がついたんじゃないの?個人的にはそんな気がする。

次に、投信や機関投資家の立場で考えてみよう。
運用条件によっては無配株は買い条件に抵触して買えなかったりするし、買えても無配株を買っておきながらさらに値下がりした時のバツの悪さったらありゃしないでしょ。
でもこれで買えるようになったわけだ。

しかも、日本の航空関連株を買おうと思ったら日航上場廃止になった今、スカイマークの他は全日空くらいしかない。
そんな状況下で投信など機関投資家が航空会社を組み入れようと思ったら、配当がちゃんと出ている、自己資本比率が高い、といった条件からスカイマーク資金が流れ込むことは必至でしょ。

そんなわけで、スカイマーク買ってます。

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