買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

活字を素直に信じるべからず。の一例

下の画像、本屋で平積みにされている
人気のビジネス書作家の新著から抜粋。

赤いポストイット部分、多分だけれど間違っていると思う。

ざらついた違和感を感じたので先月出た四季報から
日経平均採用銘柄で海外売上比率が50%を超す銘柄を数えてみた。

40社までは数えたが少なくとも50社前後あった印象。
これにさらに商社、海運などを足すともっと数は大きくなるだろう。
また、この先も円安が続くとこの数はもっと増える可能性が高い。

いや、誤解しないで頂きたい。この間違いをもって
鬼の首を取ったわけでも著者の揚げ足を取るわけでもない。
著者の述べたい本筋から言うと枝葉末節の言える部分だろうし。
(だから本の題名も著者も伏せてある。)

名の通った著者としっかりした出版社のタッグでこの内容。
活字だからといって手放しに信じてはならんのです。

私たちは教科書という活字によって教育されてきた。
この「活字は正しい。」という先入観に支配されていることを自覚しよう。

大切なことは両親からもらった自分の頭で考えること。
相場の世界も、普段の生活も自己責任。というこった。

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儲勝太


ということは当ブログも著述が間違っている可能性があるな。
という前提で読んでいただいた方が正しいなと思っている次第。
いやはやw


追記:
直近の日本の輸出依存度は約11%だそうな。
ただし、日経平均に採用されるほどの大企業群では
これを上回るんじゃないかな。と推理する。
論拠は時価総額の大きな輸送機器、電機、機械を
主業とする企業の多くが海外売上高比率50%を超えているため。
(↑ちゃんと疑ってくださいね↑)

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