買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

株で勝ち続けるために必要な3つの「記録」 その2

以前のその1からちょっと日が空いてしまったが

続いて次の「記録」

2)売買の記録をつけること。

について。

この売買記録をつけることの大きな目的のひとつは
・「再現性」の発見のためである。

自分の売買記録を後から見返すことで
得意とする売買手法が見えてくることがある。

特定の銘柄の特徴のある値動きの癖が読めるようになる時もある。

また、自分では儲かっていると思っていた手法が実はマイナスだった
というマイナスの再現性の排除ができるようになるというメリットもある。

この売買記録のつけ方としては大きく分けて2通りの方法がある。

ひとつ目がオンライン証券の取引履歴をそのまま
CSVでダウンロードしてきてエクセルの1シートで整理をする方法。

このエクセル1シート管理のメリットデメリットはこんな感じ。
メリット
・売買回数が多くても管理が比較的簡単。
・過去の履歴のソート、ピボットテーブルを使った集計などが簡単。
・並び替えやグラフの活用などにより再現性の発見を行いやすい。
複数銘柄の同時売買を行っている時に時系列で把握しやすい。

デメリット
・手作業に比べて脳への定着、手(技術)への定着が遅いかも。
・絞り込んだ特定銘柄に特化した売買をやるなら
取引履歴を引用せずに自分で直接数字を入力する方が身につく。


ふたつ目が銘柄ごとに売買譜を作成する方法。手書きでもエクセルでも良い。
メリット
・特定銘柄に絞った場合、その株の特徴を早く掴むことができる。
・細かい売買の記録を管理できる。うねり取りやるならこの手法。

デメリット
複数銘柄を同時に扱うには適さない。
CSVダウンロードに比してやや手間かも。


いずれにせよ、自分の売買記録を整理、反省することで
自分のトレードがスッキリとしたムダのないものになってくる。
これは実際につけてみると分かると思うが、意外な発見の連続である。

売買記録に10分振り分けることでリターンが着実に増える。
ノーリスクミドルリターンの好投資案件だと私は考えている。

ちなみに自分は収支の記録は毎日、売買記録は週末にやることが多い。
慣れてくるとこれをやらなくては気持ち悪くて寝つきが悪くなるのである。

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