買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

分割売買の効能(うねり取り)

当ブログで書いていたことがあるように
一時期うねり取りをマスターしようと手法を練習したことがある。

運よく、うねり取りで利益を確保することはできたのだが、
自分に馴染まない感があり2〜3ヶ月程度の練習でうねり取りを断念した。

しかしながら、その時に分割売買の練習はやっておいて良かったなと
半年くらいしてから感じるようになった。

その分割売買を練習して良かったと思える点は以下の2点。


1)建玉のルールを持つことができるようになった。(損切金額の減少)

→すると、計画的な建玉をするようになったのでオーバートレードが減った。
無理な建玉、無計画な建玉を減らせたようで
損切りをする際の1回当たりのダメージが以前よりも小さく抑えられるようになった。

以前はトレードをする快感に身を任せてしまい、調子に乗って建玉し過ぎることが多々あった。
時に流動性の低い銘柄を買い占めるような買い方をしてしまい、
降りるに降りられないほどの状態になることもあった。
しかしながら、建玉のルールを明文化、守ることでこの失敗が減った。


2)売買技術の向上があった。(損切回数の減少)

分割して買う(売る)ことで注文回数が増える。発注回数の増加は建玉の経験回数の増加。
野球の特打、投げ込みの練習のように、回数をこなすことで売買技術の向上があった。
(※売買譜をきちんとつけることによる事後チェックが特に有効。記録して見直すのです。)

→結果として建玉の平均単価を自分に有利な側に持ってこれるようになった。
すると損切りラインを割ってしまう回数が減少。損切りそうで損切らずに済む。
土俵際で何とかしのぎ切る。そんな粘り強い売買が身についた感じ。


自分が感じている分割売買の効能は以上の2つが大きい。

思い切り簡単にいうと
「分割売買の練習の成果は損切の回数も金額も小さくなった。」ということである。


この分割売買についてはうねり取りの練習をやっていない今でも
株の売買を行う際には意識してやるようにしている。

まだまだ上達途中だが、過去の収支データを見ていて
分割売買の効能を感じられたのでここに記録しておく。


我がうねり取りの教科書。投資リターンの高い本だわね。

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