買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

読書も相場も偏見と先入観はチャンスを逃す原因だなと気づいたのよ。

私の年間読書量はこの10年間平均で150冊/年である。
まあまあ本を読む方だし、本屋にはこまめに足を運んでいるつもりだ。

私はそれなりにお笑いが好きであり、疲れた日は深夜にボーっとお笑い番組見たり
マニアックなお笑いYoutubeを探して見たりしている。

で、ピースの又吉さんがものすごい読書愛好者で博識なのも存じてたし
小説「火花」を上梓なさったのも早くから聞いていた。
本屋の店頭でも火花の平積みの配置が日に日に拡大しているのも目にしていた。

しかし、ピースのお笑いネタが自分にとってツボじゃないことと
お笑い芸人さんと小説というのが結びつかなくて(エッセイなら読んだかも)
結局今に至るまで店頭で手に取ってみたことも無かった。

それが、まさか芥川賞をお取りになるとはね。おめでとうございます。


変わった経歴の社長が会社をIPOさせて、
食わず嫌いで眺めているうちに、どんどん話題になって、株価はぐんぐん上昇して、
上方修正は連発、あれよあれよという間に一部上場まで見送っちゃった感じ。

今回の又吉さんの小説を今日までスルーしていたことで、
自分の銘柄選択眼が偏見と先入観にとらわれているんだなということに
気づかせて頂きましたわ。


もっとも、ここから「火花」を手にして
読むかどうかということについては悩むところだわね。

高値掴みの悪癖がついてしまうかもしれないし
また、マスコミにつられる大衆的な行動は投資において敗北へつながる道だしな。

理想は発売時点で一度店頭で手に取ってみるという行為が必要だったなあ。反省。

本も、銘柄も、素直な心と目で選ぶように心がけましょう。

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