自分はポートフォリオの見直しをすること、中でも見切り、損切りすることを「草むしりをする」と呼んでいる。成長しない苗や枝を取り除いていく間引きみたいなイメージね。元気のない銘柄はどんどん手仕舞いしていく感じ。
こうしてポートフォリオを常に生き生きとした銘柄群で維持してこそ利益が上がってくる。そう考えている。
そんな考えの自分であるが、今回は組成したポートフォリオに妙な自信があったため&自身の生活に忙殺され(とっても言い訳100%)、約2週間ポートフォリオの手入れ、草むしりを怠り放置してしまった。
その結果、ポートフォリオが雑草で滅茶苦茶。含み損が出まくり軌道修正が困難なレベルまで行ってしまった。というわけで、信用の建玉約100銘柄、一気に手仕舞い。とんでもなく痛手を被った次第。
金額的にもさることながら自身のルールを無視した結果の損失ということで精神的なダメージがでかい。
今さらながらポートフォリオの手入れの大切さを痛感した次第。今回の教訓を経験するために支払った授業料はざっと新車レクサス1台分。この週末どんよりどよどよとすごしたわけさ。
そんなわけで個人の相性もあるんだろうけど、「ほったらかし投資」ってウソじゃないけど効率があまりよくないのではと感じている。今さらですが。
農作物を例にしてみると種を蒔いてほったらかしにしておくとどうなるか。イモ類のように適当に植えておいたら勝手に増えていくような作物もあるかもしれないけど、それでもこまめに草むしりをしてやった方が面積当たりの収穫高は高くなるよね。
農地もポートフォリオもこまめに手入れしてやって美しく保ってこそ果実(利益)が大きく実るのだ。
自分は株式投資における優位性は「勤勉さ」が基本にあると考えている。が、今回はその勤勉さを自ら放棄してほったらかし投資という何か楽して儲かるてきなニュアンスの言葉に流されてしまった。
反省だわ。
ですね。