買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

投資手法の大半は時間とともに陳腐化、淘汰されるけど半永久的に有効なものもある

株式投資を本格的に始めて10余年。いろんな投資手法を学んできたし、また自分なりに作りだしてきた。分類が難しいけど数十種類ほどの手法を試してきたんじゃないだろうか。

10くらいの投資手法を試すとその内の1つか2つくらいが実際に利益が出るレベルまで育つ(身につく)。で、去年までは約5つの手法を平行して走らせて、それぞれ利益を出したり損したりを繰り返しながら少しずつ資金を増やすことに成功してきた。

しかし、今年になって機能しなくなった手法が2つ。効果が薄れてきたのが1つ。急速な陳腐化を体験させられている。

理由はいくつか考えられる。1)相場環境が変化した。2)同様の手法を採る市場参加者が増えた。3)自己の資金量の増大にともなう不適合化 などである。

今後しばらくするとまた同じ手法が使えるようになる場合もあるけど、経験則からいうとそうならないことの方が多い。

先ほど述べたように今年になって通用しなくなった手法が約2.5個。対して新しく身についたのが1つ。アイデアレベルでまだ収益化できてないのが複数個。

感覚的に私レベルがやっている投資手法の寿命は数年程度かなと考えている。だから毎年複数個の手法を身につけなきゃ勝てなくなっていく。

常に進化していかなきゃ勝てなくなるような相場との取り組み方である。相場の研究が好きだから良いんだけど。

恐らく現在の手法のある程度はAI(人工知能)によって次々と駆逐されてしまう気がしている。だから今はAIと勝負軸をずらした手法を考えている。

とりとめもなく長々と書いた。とりあえず、この先100年経っても変わらない強力な投資手法はハッキリとわかっている。「割安を買って割高を売る」「好業績になっていく会社の株を買い、悪業績に陥っていく会社の株を売る。」である。

これを究めることができれば陳腐化もAIも脅威ではない。

 

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