今朝の日経新聞コラム春秋にも出ていたがラスベガスの銃乱射事件を受けて銃関連の株価が値上がりしたそうな。
画像:10月4日日経新聞朝刊春秋より抜粋
あと、同様にこんな記事も見かけた。
CNN.co.jp : 銃関連銘柄が軒並み上昇、米ラスベガスの銃乱射事件受け - (1/2)
CNNのこの記事によると銃規制が行われるという予想からその前に銃を買おう。という人が増えるからということらしい。
単なるガンマニアもいれば、自己防衛の意味での需要も呼び起こしちゃうんだろうね。
銃乱射事件 → 銃規制観測 → 銃関連株価下落 かと思いきや
銃乱射事件 → 銃規制観測 → 駆け込み需要 → 銃関連株価上昇 らしい。
もう少し過程を詳しく書くとこんな感じかしら。
銃乱射事件 → 銃規制観測 → 駆け込み需要(ガンマニアなど) → 将来自分だけ銃を持たぬこと(持てぬこと)への恐怖 → 今まで持たなかった層も自己防衛用の銃を買う(ますます銃器あふれる社会の形成) → 銃関連株価上昇
銃乱射事件の悲劇がその道具を提供する会社の株価を押し上げる。何とも皮肉というかやるせない気持ちにさせる現象だ。私たちが参加しているマーケットってこんな場所なんだね。一参加者として覚えておこう。
そうえいば核開発をめぐっても同じようなルートをたどってるんだよね。個人レベルでも国レベルでも仕組みは似ているようだ。