自分は現在北陸に住んでいる。今朝起きたら家の前が雪で埋まっていた。車も出せない状態。この地域半日くらい物流がマヒするかなというレベル。
家には水食料1週間分の備蓄がある。停電にさえならなければ大丈夫。
遺品整理業者さんの文章だったような記憶があるが、押入れ一杯に砂糖を買い置きしてあったおばあさんがいらした。という話を読んだことがある。
どうやら戦後の食べるに困った苦しい時代の記憶が消えず、戦後の豊かな時代になっても安売りのたびに砂糖を買い置きするという行動をとり続けたらしい。
人間辛かった苦しかった時代の記憶って爪痕として残るんだろうね。
自分がロングショートにこだわっているのは東日本大震災の発生時にロング片張りレバレッジ信用枠ギリギリ限界まで建玉しており1週間で総資産の6割以上を吹き飛ばした体験があるからだと思う。
2011年3月11日金曜の14時45分に地震が発生してそのまま相場が終わり、土日に生きた心地がしなかった記憶はまだ生々しく残っている。経済的な死に直面しかけた。後日検証をしたが手仕舞い方を間違えたら追証発生、数千万円の負債を背負った可能性がある。
あの時は運良く何とか生き残れた。
しかし次、いつ何が起きるかわからない。あの恐怖は二度と体験したくない。
備えあれば患いなし。
雪に埋まった風景を眺めながら、やはり万が一に備えておかないと危ないよね。相場は強気に行きたいけどロングショートは継続だよね。と改めて思った。