今日も今日とて未明(午前4時前)に起きて決算書をチェック。何とかさらさらっと撫でるように金曜発表分までに目を通す。
今までは決算発表直後のスピード勝負。ということで短信チェックは当日or翌日にほぼ終わらせていた。しかし、ふと思ったんだけど決算発表から一定期間おいて短信とチャートの読み合わせ突き合わせもしたほうがいいんじゃないだろうか。答え合わせはちゃんとしないとね。
将棋の棋譜の再現は上達の近道だっていうしね。
気になった銘柄の振り返りについてもやり方を定めてルーチン化、知見の蓄積に努めた方が良いよね。
取り組み方を考えてみよう。
それはさておき気になっているのが昨日土曜の日経記事。
画像:8月4日土曜 >日経新聞朝刊 > マーケット総合 > スクランブルより
(スクランブル)ETF買い 透ける限界 日銀の見直し、市場は反応薄 :日本経済新聞
中小型株ロング、大型株ショートの組み合わせが多い自分にとって目を引く記事。 ふむ。日経平均レバETFを使ってロングショートのバランスとることも考えようだね。
自分的には算出方法からして偏ってる日経平均がさらに日銀ETF買いによりさらに歪んだ指標になってる感あり。うまいこと矯正する方法が見えないまま行きつくとこまで行かなきゃならんのかな。どこに行くのかよくわからんけど。
いわばタイヤの大きさが不揃いな自動車でチキンレースを突っ走ってる光景。この先どうなるんだろう。ドキドキ。
とりあえず個人投資家としては日経平均を基準に相場を考えるのはやめた方がいいってことかなと。
この状況を逆手に取る方法ありそうな気もする。
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今日の読書はこれ。
最近鈴木貴博氏の著作を読み漁っているなあ。
氏のお書きになったものは古くは2005年の「逆転戦略」以来読んできているがこの本は読み逃していた。
2014年に10年後を予測しているので4年経過後の2018年に読むのはプロの麻雀を後ろから見ているような気分。当たっている部分、外れている部分両方あるが、思考の組み立て方を学ぶ上で非常に参考になる。
現在進行中の自動運転、電気自動車の普及に関しても問題点や今後の可能性を理解するのに大いに役立つ。現在の自動車産業のピラミッドがどう変化していくか、マーケットはどのように各社を評価しているかがよりくっきりと見えるようになる感じ。
著者は4年以上前にこのことに気づいており、わかり易く本に書いてくださってた。自分は知らずに4年間生きてきた。なんかもったいないことした気分。世の中、見えてる人には見えてるんだねえ。
鈴木貴博氏の本は銘柄選択眼を養う上でプラスである。間違いなく読んでよかった本。