日経新聞が毎年元旦に上場企業経営者に1年間の日経平均と為替の予想をインタビューして記事にしている。聞く方も聞かれる方も茶番感満載の企画である。自分の会社の業績も計画通りいかないことばかりなのにね。
まあ人それぞれなんだけど自分は市場の行き先の予想は無意味と考えている。最近にいたっては自分の投資パフォーマンスの目標設定もやめてしまった。
その代わり自分でできることにのみ目標設定をすることにしている。
運用パフォーマンスの目標を決めるのって決めたときは気分は高揚するしやる気になるのかもしれないけど、それって市場と何の関係もないから。自分中心的思考の発露と言えるのかなと。(市場はあなたのために存在するのではないってことね。)
名著7つの習慣には影響力の輪という考え方がある。それに沿って言うと
自分が影響を与えられる輪の範疇に目標を設定するのはOK
・読書量
・決算資料を毎日20社以上チェック
・日経新聞の切り抜きを毎朝1年間続ける
・簿記2級を勉強して資格を取得
自分の影響の輪の外側に関する目標を設定しても意味は無い
・運用パフォーマンス50%以上
・10バガーになる株を見つけて保有する
・有名投資家xxxさんを上回る運用をする
こんな感じかなと。
自分にできることにフォーカスしようってことね。
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上記について、もう少し理解を深めたい方は
もしくは
で検索してみてください。たぶん参考になる考え方だと思います。
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冗長になるので削除した部分。
だから機関投資家はインデックスにベンチマークをおいたりするんだわな。
ただしロングショート戦略やマーケットニュートラルでかつ試行回数の多い売買手法ならある程度の年間パフォーマンスの目標設定は可能だと思う。
でもちょっと考えるとこのパフォーマンス予測がムダって考えると企業の業績予想も同じ感じなのよね。それを信じて株を売買したりする自分の言動には矛盾をはらんでいる気もするぞと。
ただし企業のIR資料を見てるとその企業の影響力の輪の範囲内で数字を積み上げて現実味のある数字を出している場合とそうでないものは何となくわかってきたりする。
彼氏彼女が欲しい、結婚したい人の場合
影響力の輪の中
・毎日歯を磨く。散髪は毎月行く。
・体脂肪率を5%下げる
・結婚相談所に入る
・毎日誰かを笑わせる試みをする
影響力の輪の外
・彼氏見つける彼女見つける
・結婚する