サマージャンボ宝くじが発売されたそうね。
以下ヤフーニュースより。
リンク: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140704-00000307-oric-ind
なるほど。。雨の中を行列ですか。みなさん当たるといいですね。
=======
さて、今日はこの本から宝くじに関する部分を引用紹介。
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/05/20
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (11件) を見る
P44〜
宝くじで1等が当たる確率は交通事故死の300分の1以下。ということは、宝くじを10万円分買ってようやく1年以内に交通事故で死ぬ確率と同じになる。
〜中略〜
宝くじの商品特性を金商法の理念に照らすと、券面にはリスクとコストを次のような文面ではっきりと書く必要がある。
「宝くじの購入にはリスクがあります。1等の当選確率は1000万分の1で、宝くじを毎回3万円分、0歳から100年間購入したとしても、99.9%の購入者は生涯当選することはありません」
「宝くじには、購入代金に対して50%の手数料がかかります。宝くじの購入者は平均して購入代金の半額を失うことになります」
さすが橘玲さん、わかりやすい説明をお書きになる。
本書にはこの他にも、なぜ宝くじの当選金が近年上昇したかや
人がなぜ「儲かる話」に引っ掛かってしまうのか。などわかりやすく書かれている。
この本を読んで心に残った一文。(同書P47より)
経済学では、宝くじは「愚か者に課せられた税金」と呼ばれている。
だそうだ。
するってーと、冒頭のニュースの行列は嬉々として並ぶ納税者の列。ということか。
私には見倣えそうもありません。
国が宝くじの販売を独占して止めないわけですな。
おまけ:アンサイクロペディア「宝くじ」の説明
- -
儲勝太