買った売った儲かった

もしくは売った買った儲かった

マーケットは自分より賢い(ただし総合的に見るとって話だと思うけど)

掲題について少し書く。

「マーケットはあなたより賢い。」という言葉を目にしたことがある人もいるのではないだろうか。

 

簡単に説明をすると、マーケットの値付けの機能はあなたが考えるそれよりも高いのであれこれ考えてもムダ。マーケットに勝てるなどと思わず黙ってインデックスでも買っときなという意味である(とても乱暴な説明でゴメン)。

 

総合力で見るとマーケットの価値発見、価値評価の機能は私たち個々人をはるかに凌駕する。これは間違いない。

でも細かいところで見るとそうでもなかったりする。

 

例えば、上級国民階級出身で超一流大学を主席で卒業したオリンピック選手と一田舎モノの自分を比べてみるとわかる。くだんの上流くんには総合力では負けるけど、折り紙だったら自分が勝てるとか、バーチャファイターだったら、卓球のバックハンド限定だったら、魚のさばき方だったら、声優の名前当てゲームなら勝てるといったような細かい分野に限ってだったら勝てるってところ、実は多かったりする。

 

というわけで相手がいかに優れたマーケット様であっても、自分の得意分野の業界については彼の価値評価のスピードよりも自分のほうが速く流れを掴むことができるといったことは実際に存在する。

それは自分や家族の働いている業界だったり、自分が普段愛用している商品やサービスの業界だったりすることが多い。

 

その数少ない自分の勝てる分野をいかに見出してそこをマネタイズしていくのか。

それがマーケットで勝ち残るコツのひとつなのかなと思っている。

 

(逆を言えば、勝てる分野じゃないのに手を出したら高確率で負けるってことよね。)

 

 

 

 

追記(書いた理由):決算書を読んでると価値の発生(もしくは減滅)時期と株価が織り込むまでのタイムラグがわかるようになってくる。よってふと書き残しておこうと思った。

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